室蘭港の専用線が貨車輸出に4年ぶり使用

JR陣屋町駅から室蘭港の崎守埠頭までの専用線が約4年ぶりに使用されるとのこと。

北海道新聞の記事より。

輸出されるのは、レール運搬車12両と石油輸送タンク貨車14両。レール運搬車は、道新幹線の整備に関連し約2年前から、青函トンネル内に新幹線用のレールを運搬。石油輸送タンク貨車はJX日鉱日石エネルギー室蘭製油所から札幌などへの製品輸送に使用してきた。いずれも売却先はミャンマー政府。

 現在、レール運搬車は函館に、石油輸送タンク車はJR東室蘭駅にあり、JR貨物道支社が2月3日に室蘭港崎守埠頭にある「陣屋町臨港駅」まで搬送。4~7日に大型クレーンで線路から埠頭に移す。船積みされるのは3月以降の見込み。

チップ輸送で使われていた専用線が、別の用途として使われますね。このような活用方法もあるので、線路は残して欲しいですね。関係者も期待しているとのことです。

伏木の「日本車両リサイクル」列車解体工場10月操業開始

日本製紙伏木工場の跡地に建設される「日本車両リサイクル」の工場が今年10月に試験操業開始の予定となりました。当初の予定は8月でした。

日本製紙伏木工場跡地

日本製紙伏木工場跡地

操業開始に当たって、JR西日本の客車3両を解体して試験をするとのことです。

豊富産業グループ(滑川市)の日本車両リサイクル(富山市)は26日、高岡市伏木の 日本製紙伏木工場跡地で大型バスや列車の解体事業などを手掛ける本社工場について、清水建設北陸支店と建設工事の本契約を結んだ。9月末に完成させ、10月から本格稼働させる。JR西日本の客車3両を試験的に解体する共同研究にも取り組み、列車解体は2013年度から本格展開する。

 高倉可明社長によると、共同研究はJR西日本から無償で長さ約23メートルの客車3両の提供を受けて行う。JR関係者に自社開発の大型プレス切断機などを使った解体方法 を実際に見てもらい、本格的な受注につなげたい考えだ。(以下略)

解体されるJR西日本の客車がどの車両なのか、どのように運ばれるのか気になりますが、まずは計画どおりに進むことを期待したいですね。

JR貨物が沼津貨物駅の富士地区移転を否定

沼津駅周辺の鉄道高架化事業に伴う沼津貨物駅の移転問題について、川勝静岡県知事が富士地区の製紙工場用地への移転の可能性に言及しましたが、JR貨物の小林社長は定例会見でこれを否定しました。

静岡新聞の記事によると、

「今(の貨物駅)のまま営業を続けるか、これまで検討されてきた(沼津市)原地区に移転するかで、それ以外はあり得ない」と述べ、富士市内への移転の可能性を強く否定した。

とのことです。当然の反応と思います。

「富士市うんぬんということを含め、知事から具体性のある提案はいただいていない」と述べた。

とありますので、また事前協議や根回しもなく、静岡県知事の迷走発言のようですね。

残念ながらこの知事の任期中は沼津貨物駅の問題は進展しないでしょう。

被災地のがれき輸送用専用コンテナ登場

被災地のがれきを焼却処理のために東京まで輸送するために使われる専用のコンテナが登場しました。

NHKニュースによると、清掃工場に運び込みやすいサイズになっているとのこと。

被災地のがれきを受け入れている東京では、今後、清掃工場に直接運んでがれきの焼却処理が行われることから、こうした清掃工場に運び込みやすいように、通常より小さいサイズのがれき専用のコンテナが作られました。このがれき専用のコンテナは、被災地からがれきを運ぶ運送会社や東京都、JR貨物が協力して作ったもので、長さおよそ3メートル70センチで、通常のコンテナの半分ほどの大きさが特徴です。

映像によれば、コンテナには UM8A-128 と記されており、川崎市などが使用している UM8A 形無蓋コンテナと同じか近い構成と思われます。

UM8A-128 (NHKより)

コンテナ製造は極東開発工業のようです。

また、報道によれば、このコンテナを利用したがれき専用貨物列車の運行も検討されているとのこと。

コンテナの後ろにある排出用の扉には、がれきが飛び散らないよう、隙間をビニールで覆う工夫もされています。(略)JR貨物は、この新しいコンテナを積んだ、がれき専用の貨物列車を走らせることも検討しています。

東北地方への応援メッセージが書かれた白いコンテナを連ねた列車の姿が見られるかもしれませんね。

2月11日にEF65535生誕45周年記念ふれあい展示会開催

JR貨物関東支社により、2月11日(土)に『電気機関車EF65535生誕45周年記念 ふれあい展示会』が開催されます。

電気機関車EF65535生誕45周年記念 ふれあい展示会

電気機関車EF65535生誕45周年記念 ふれあい展示会(PDF)

当日は EF65535 がヘッドマーク付きで展示される他、機械室の見学、資料展示、グッズや鉄道部品の販売が行なわれるとのことです。

場所はJR貨物大宮車両所で、時間は10~14時30分(入場は14時まで)。

「とんび」のワム80000は広島の “SUPPLY LINE” 車

既報の通り、1月7日(土) の NHK土曜スペシャルドラマ「とんび」に黒塗りのワム80000登場しました。

冒頭から貨物列車の荷下ろしシーンに加え、もの型の中盤までにも数回登場しました。

さて、放映後に NHK のサイトでとんび “瀬戸内通運” ビフォーアフター日記 プラットフォーム編というスペシャルコンテンツが公開されました。

撮影の裏側が分かる貴重な写真が満載のコンテンツで、ワム80000 の陸送写真など、ドラマを見ていない人も必見です。

とんびスペシャルコンテンツのページには貴重な写真が多く掲載されている

このページの内容を抜粋すると

  • 撮影は北九州市・門司港の「旧農水省食糧事務所門司倉庫」沿いにある専用線跡。
  • ワム80000は5両で、広島車両所の「SUPPLY LINE」のロゴの入った緑ワム。
  • 他に門司からJRの入換え動車とヨ8000が陸送。
  • 運転シーンは大人数による手押し

物語の後半では鉄道輸送は廃止となりトラック転換されるようで、専用線跡の線路は舗装されています。そのため14日放送の後編では専用線のシーンは登場しないと思われます。

撮影後に専用線跡や車両たちがどうなったのか、気になるところですね。入換動車は動かないようですが、貨車は他の映画やドラマ撮影などにも使えるのではないでしょうか。

NHK土曜スペシャルドラマ「とんび」に黒塗りのワム80000登場

NHKで平成24年1月7日からスタートの土曜スペシャルドラマ「とんび」(全2回)に黒い貨車が登場します。

土曜スペシャルドラマとんびポスター

このドラマは昭和37年の広島を舞台にしたもので、重松清の小説が原作。主人公は運送会社に勤めている設定です。

そのため貨物駅での積み卸しのシーンが登場しますが、そこには赤い入換え動車と黒い貨車が登場します。昭和37年頃の黒貨車といえばワム90000やワム70000でしょうか。

さて、予告編とメイキング映像が、とんびスペシャルコンテンツから見ることができます。

ここで確認すると、この貨車はワム80000のようです。

とんびで使用されている黒い貨車は、実はワム80000

時代考証的にはまったくダメですが、雰囲気を優先してワム8を黒く塗っただけでもがんばったといえるでしょうね。

また、編成の最後尾に連結されてい車掌車はヨ8000ですね。

学生ボランティにより移動させている

動力車を使わずに人力で編成を動かしているようです。停める時は手ブレーキですかね。

ロケは昨年9月に北九州市で行なわれたとのこと。放映が楽しみですね。

2012年3月で水戸・友部がORS化などダイヤ改正・続報

JRグループでは2012年3月17日にダイヤ改正を予定しています。2013年の隅田川駅改良工事・吹田貨物ターミナル開業を控えて、今回の改正は小規模なものと言われています。

しかし、ワム80000の車扱い列車廃止や、JX室蘭製油所停止に伴う北海道内の輸送体系の変更があり、変化の大きい部分もあります。

また、組合発表資料などにより、公式発表以外の詳細が判明しつつあります。

富士・吉原・春日井地区の紙列車コンテナ化

すでに明らかになっている岳南鉄道を含む富士・吉原地区だけでなく、春日井地区についてもワム80000からコンテナ輸送に置き換わるようです。

ORS化

六原、友部、水戸がオフレールステーション化されます。ORSの新設ではなく、貨物駅がどんどんOSR化されていくのは、震災の影響とはいえモーダルシフトに逆行していると言わざるを得ません。

入換動車化

西浜松常駐の DE10 が入換え動車となるようです。

昭和43年10月貨物時刻表 復刻版

出版社:交通新聞社( 2010-03 )

単行本 ( 620 ページ )


西上田のスイッチャーDB251が北陸に

2011年3月まで、株式会社ジェイアール貨物・信州ロジスティクスに所属し、松本や西上田の入換えを担当していた 25t のスイッチャー DB251。

このたび伏木に留置されているのを確認しました。

DB251側面から

現在は他のスイッチャーとつなげて留置されています。ロゴが信州ロジスティクスから北陸ロジスティクスに書き換えられていますので、売却するのではなく、北陸ロジスティクスとして使用する予定があるものと思われます。

ジェイアール貨物・北陸ロジスティクスに書き換えられた DB251

使用されなくなったスイッチャーは、そこそこ需要があるので、まったく別の地域で見かけるようになることもよくあります。2008年まで伏木で使われていた伏木海陸運送のスイッチャーは静岡県の吉原にいますし、なかなか面白いものですね。

岐阜貨物ターミナルで脱線事故、原因はフォークリフトによる脱輪

12月27日に、東海道本線の「岐阜貨物ターミナル」でコンテナ26両の貨物列車が脱線しました。

この事故の影響で、東海道線が一時運転を見合わせました。

この事故について、JR貨物は28日、コンテナ積み降ろし作業の際にフォークリフトが12両目のコンテナ貨車ごと持ち上げ脱輪した可能性があると発表しました。

脱輪したまま気付かずに発車し、分岐器にさしかかったところで脱線したものと考えられています。