鹿島~四日市の酸化エチレン輸送は年末で終了

鹿島から四日市への鉄道による酸化エチレン(EO)輸送が、The Chemical Daily の記事によると、今年末に四日市への鉄道貨物輸送が終了するようです。

三菱化学は、今年末に四日市事業所のグリコールエーテル設備を停止し、同事業から撤退する。安全上の問題などから原料のエチレンオキサイド(EO)の輸送を停止するため、四日市での原料手当てができなくなることが理由。(中略)三菱化学では、鹿島事業所で製造したE0を四日市に持ち込み製品化している。しかし、2011年3月にEOの貨車輸送を停止することにともない、四日市の年産万9000トン設備を停止する。停止時期は10年12月。

三菱化学は鹿島プラントにEOセンターを構築し、自社だけではなく EO 供給先の各社の工場を誘致して、EO をパイプラインで供給するように切替を進めてきました。(三菱化学鹿島のEOセンター: 化学業界の話題

これにより酸化エチレンの輸送コストを削減するということでしだか、今回の記事によるとコストだけでなく安全面での問題もあったようですね。

EF651074 72レ 液化酸化エチレンコンテナ輸送

すでに鉄道貨物輸送は2011 年3月までに終了することになっていましたが、それを待たずに四日市への輸送は終了となることになりました。

なお、酸化エチレンは、鹿島から三洋化成工業名古屋工場向けにも発送されています。こちらも鉄道輸送は来年3月までに終了と思われますが、どのタイミングで輸送が停止するのかはまだ不明です。

三菱化学のEO輸送については、Aux Amis des Trainsの記事が詳しくまとまっています。

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