『鉄道ファン8月号』の貨物列車関連記事をチェック

鉄道ファン 2010年8月号

『鉄道ファン』2010年8月が発売されています。特集は「東京メガループ」ということで武蔵野線関連です。

しかし、それ以外の連載記事などのほうが興味深いモノが多く、貨物ファンとしては楽しめる記事が多かったので紹介します。

「EF81[田]の貨物運用」EF510 500番台の登場で注目される EF81 の首都圏の貨物運用について詳述されています。

「全国の現役機関車をめぐって」秩父鉄道の機関車デキ505の話題や、北王子貨物支線、浜川崎の東亜石油専用線の話題が取り上げられており、マニアックな内容だけに要チェックです。

「明治初期の鉄道資料遺産 -その2- 有蓋車と無蓋車,そして石運車」鉄道黎明期の有蓋車・無蓋車など、もちろん木造ですが、それらの図面という資料性の高いものとなっています。吉岡心平さんが「明治時代の貨車図面に寄せて」という記事を書いているのも必読でしょう。

「ロータリー式雪かき車 キ620形を裸にする」これは貨物と関係ありませんが、キ620 の詳しい解説です。

「試案 貨物新線 ~東海道物流新幹線構想を受けて~」昨年話題となった東海道物流新幹線構想を広げて、単線、高架などの具体的な方法や信号方式などについて具体性のある提案がなされています。実現にはまだ遠いこの計画ですが、温暖化対策として取り組まれる日が来るといいのですが。

そして来月は寝台列車特集のようですね。

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