北見貨物「タマネギ臨」22年に廃止へ

廃止が取りざたされていた北見~旭川間のコンテナ貨物列車について、JR貨物は廃止の方向であることを正式に発表しました。

北海道新聞から。

タマネギ列車廃止表明 JR貨物

JR貨物の小林正明社長は13日の定例記者会見で、北見産タマネギなどを輸送する北見-旭川の貨物列車について、多額の赤字などを理由に「契約したトラックに置き換える」とし、2012年春に廃止する方針を正式に表明した。トラック移行後も原則、現行運賃体系を維持する考えも示した。

小林社長は列車廃止後も「輸送使命にはきちっとお応えする」と強調。惟村(これむら)正弘営業部長は、タマネギの輸送量は季節変動が大きい課題を挙げ、「トラックの方が量に応じて台数を変えられ、経費は安く済む。運賃は基本的に今までの料金体系で行う」と述べた。

個人的にも毎年北海道から JR のコンテナで発送されるタマネギをダンボールで購入して支援していましたが、逆モーダルシフトを JRF が推進するという残念な結果になりそうです。

 直接の原因は老朽化した DD51 機関車の維持・更新費用が捻出できないことだそうです。DF200 は線路を強化しなければ入線できないようです。

こういう時こそ鉄道建設・運輸施設整備支援機構の剰余金を活用して欲しいですが、残念ながら1.2兆円が国庫返納となり、決まり子ども手当などのバラまきに利用されてしまいます。

このまま DD51の後継が開発されない場合は、関西線やフライアッシュなども DF200 になるか廃止となってしまうのでしょうか。

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