タマネギ列車廃止へ。国はいまこモーダルシフトの推進を

asahi.com に北見貨物に関する記事が掲載されています。背景がよくわかる詳細な記事で写真掲載されています。

北見産のタマネギなどオホーツク地方の農産物を長年、札幌や本州に運んでいる臨時貨物列車が、2012年度に廃止される見通しになった。列車を運行するJR貨物が機関車の老朽化や採算性を理由に方針を表明した。JR側は輸送をすべてトラック業者に委託することで支障はないとするが、地元農協や自治体などは輸送力や定時性などの点で不安を訴え、四半世紀以上続いてきた「タマネギ列車」の存続を求めている。

(中略)「来年は1本(往復)になり、このままいけば再来年はゼロになる」と段階的に減便し、12年度に廃止する意向を示した。  小林正明社長も「あくまでトラックに置き換えるだけだ」と述べ、タマネギ列車に関しては鉄道からトラック輸送に全面的に切り替える方針を表明した。

(中略)JR側が廃止する理由に挙げるのは、コンテナを積んだ貨車を牽引(けんいん)するディーゼル機関車(DD51型式)が製造後40年ほど経過し、老朽化が顕著なことがある。

 もう一つは、採算が取れないことがある。

 北見―北旭川間のJR石北線は、石北峠や常紋峠などの難所付近を通るために急な勾配が多い。貨物列車は通常20両もしくは26両編成で運行するが、タマネギ列車は10~11両にせざるを得ず、貨車を前後2台の機関車で牽引する「全国でも、まれな」(JR)運行を余儀なくされている。(以下略)

採算せいの問題と老朽化した車両の更新ができないことが理由としてあげられています。

北見貨物を存続させることはなかなか厳しそうですが、国からの何らかの援助や積み荷を増やすなどの工夫が求められます。

長距離トラックは環境にもやさしくありませんし、ドライバーの高齢化や過酷な労働環境なども問題になっています。いまこそ国をあげてモーダルシフトに取り組まなければならないでしょう。

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