JR貨物が救援物資輸送列車を運行

東北地方に向けて、JR貨物が救援物資輸送列車を運行しています。

「命の列車」北陸線行く 東日本大震災 物資積み被災地へ

JR貨物関西支社によると、大阪から東北方面への物資を積んだ貨物列車は1日3本運 行している。いずれも北陸線を経由し、被災地へ救援物資などを届けている。各貨物列車 には1両に1台5トンのコンテナを5台積載できる。

東日本大震災の影響で、太平洋側は宇都宮ターミナル―盛岡ターミナル間、越谷ターミ ナル―盛岡ターミナル間がいずれも運転を見合わせているため、日本海側の路線を利用す る業者が急増。同支社によると、震災前は大阪に向かう便の荷物の方が多かったが、現在 は東北に送る便の貨物が増えている。

震災を受けて、JR貨物と全国通運連盟は救援物資の鉄道輸送については無料とした。 17日までに石川県内の自治体や企業から貨物列車を利用した救援物資輸送の依頼はない が、JR貨物関西支社では「北陸線を含む日本海側の路線が頼り。少しでも多くの物資を 届けたい」としている。

本来、3月12日の改正では、日本海縦貫線経由で北海道と関西方面を結ぶ1往復が東北~東海道経由に振り返られる予定でしたが、改正後もこの列車は日本海縦貫線経由で運行されています。

上記以外にも多くの臨時貨物便が予定され、日本海縦貫線の貨物列車の運行が増大しています。そのために JR 貨物では、3月改正で運用から脱落するはずだったEF81初期車(10, 19, 22, 25 号機)を再び運用に入れたほか、門司機関区からも応援の機関車 (EF81303, 304 など)が富山入りします。

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