福島市の震災廃棄物鉄道輸送に川崎市が協力を申し出
東日本大震災で大量に出た瓦礫などの廃棄物処理について福島県に対して、鉄道輸送による協力を川崎市が申し出ました。
ごみ処理で支援表明 川崎市長が鉄道活用方針(福島民友ニュース)
阿部孝夫川崎市長(福島市出身)は7日、福島市の県災害対策本部で佐藤雄平知事と会談し、東日本大震災により県内で発生した大量の粗大ごみの一部について、JR貨物で川崎市まで鉄道輸送し、ごみ処理場で処分する方針を伝えた。ごみ処理に関する支援表明は初めてで、同市はJR貨物側と協議した上で、具体的な受け入れ量などを県に示す見通し。
川崎市は廃棄物の鉄道輸送に積極的に取り組んでおり、梶ヶ谷貨物ターミナル駅~神奈川臨海鉄道末広町間で1日1往復の「クリーンかわさき号」を運転しています。川崎市は廃棄物や焼却灰の専用コンテナを所有しています。
新潟県中越沖地震の時にも南長岡から末広町まで鉄道貨物輸送を行ない廃棄物の受け入れをした実績もあり、今回の東日本大震災でもゴミ処理施設を失った自治体の廃棄物を鉄道貨物輸送にて受け入れるとみられます。