岩手の瓦礫を鉄道コンテナで都内に輸送へ
東京都は東日本大震災で発生した岩手県内のがれきを受け入れて処理すると発表しました。その際、鉄道コンテナが利用される予定です。
国が全国の自治体に呼びかけた、がれき広域処理の第1号となる。宮城県のがれきについても準備を進めており、2013年度までに計約50万トンを受け入れる予定。
運搬から中間・最終処分を都が岩手県から一括受託。現地から鉄道コンテナで運び、都が選定した民間業者が木材や金属を分別して処理する。今年度中に宮古市のがれき1.1万トンを受け入れ、都の埋め立て処分場で最終処分する。
以前、川崎市が鉄道コンテナを利用して処理する計画を発表したところ、放射性物質による汚染を心配したり避難する問い合わせが殺到し、計画が頓挫しました。
今回、岩手県の事前調査では、1キロあたり133ベクレルで、国の基準の8千ベクレルを下回っています。記事によると都内の清掃工場での値も下回っていることなどから、都は受け入れが可能と判断したようで、この点については一部の反発は予想されるものの、大きな心配は不要と思います。