沼津駅高架化 完成は平成30年代半ば

静岡新聞の記事によると、膠着して進展のなかった沼津駅の高架化事業で、完成目標が示されたようです。

地権者らの反対で貨物駅移転問題が焦点となっているJR沼津駅周辺鉄道高架事業について、森山誠二県交通基盤部長は28日の県議会9月定例会代表質問で、「(平成)30年代半ばの完成を目指して東部地域の活性化に寄与したい」と述べ、完成時期の目標を示した。

 (中略)県は高架事業を検証した有識者会議の提言を踏まえ、市民参加型の合意形成手法「パブリック・インボルブメント(PI)」の導入を決定。森山部長は答弁で「まず徹底した合意形成を行う」と強調し、「事業の完成時期は一概に言えないが、PIによる合意形成、鉄道事業者との協議、その後に高架化事業着手となる」と説明した。

この問題は、沼津駅のJR貨物の用地を移転させることが前提となっていますが、移転先候補地の住民の反対で用地取得が難しくなっています。このため川勝知事が移転ではなく廃止を提言したためJR貨物との交渉がこじれるなどの経緯がありました。

その後の有識者の会議で移転が妥当とされたにも関わらず、知事は移転先の用地収容を強制しないと発言したため、高架化事業は進まないと見られていました。

課題の解決方法を模索しない状態で完成目標時期だけが一人歩きしても絵に描いた餅に過ぎません。

読売新聞の沼津駅高架化 「住民参加型」は原地区 によれば、貨物駅の原地区への移転を前提として、PIを進めていくようです。

有識者会議が高架化と貨物駅移転を妥当としたものの、結論の明言を避けたことで、さらに問題が先送りされた感はあります。

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