HD300-1 「量産車」運転開始

JR貨物が HD300形式ハイブリッド機関車「量産車」の運転開始について(PDF)というニュースリリースを公開しました。

これによると、HD300形式ハイブリッド機関車の量産型として落成した1号機は、2月8日より東京貨物ターミナルで使用開始したとのこと。

HD300-1(左)とHD300-901(右) JR貨物のニュースリリースより

また、このニュースリリースによると、試作機の HD300-901 と量産車である HD300-1 の相違点は次のようになります。

  1. 作業性の向上
    • 乗降ステップの小型化、前面手すり形状の変更
    • 前灯・標識灯の取付位置の変更で、地上からの車両視認性を向上
    • 端梁の拡幅で、ステップの雪埋没の防止
  2. 操縦性の向上
    • 運転室扉の窓の拡大で、運転席からの視認性を向上
    • 運転室内の機器とモニタ画面の配置の変更
  3. 保守性の向上
    • 点検カバーの小型化等で検修作業の省力化

試作車を東京貨物ターミナルなどで実際に使いながら検証した結果を反映して改良がなされているようです。

組合の資料によると、HD300 の製造コストは1両あたり3億円とのことで、来年度の増備は不明です。

昨年国会で成立した第3次補正予算で、JR貨物の震災被害額122億円に対し1/2の国費負担となりました。この助成金を利用して、廃車となったDE10の代替車両として製造される可能性は高そうです。

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