JR貨物が鷲別機関区の廃止検討

6月28日付けで室蘭民報ニュースが、JR貨物が鷲別機関区の廃止を検討していると報じています。

日本貨物鉄道(JR貨物)が、道内の車両点検業務の拠点としている鷲別機関区(登別)と、乗務員が所属する室蘭総合鉄道部運転課(室蘭)の廃止を検討していることが、27日分かった。JX室蘭の鉄道輸送縮小や、北海道新幹線開通に向けた車両保守部門の見直しが背景。(中略)

平成11年には函館・五稜郭機関区のディーゼル車両が鷲別に集約され、道内の車両点検・整備拠点となった。

しかし同社は昨秋、一転して廃止方針を労組に説明。JX室蘭の鉄道輸送廃止方針と、道新幹線開通に合わせて導入予定の新電気機関車の保守・点検基地を五稜郭機関区に設けるため、鷲別を五稜郭に統合するとの内容だった。

 ただ、JX側の海上輸送への切り替えが旭川と帯広にとどまり、札幌への鉄道輸送が2年間継続される見通しになったことや、五稜郭への新電気機関車導入時期が未定などの理由から、6月の廃止は見送られたという。

昭和22年以来の伝統を持つ鷲別機関区の廃止は、鉄道ファンの心理という問題ではなく、雇用や安全運行維持の観点からも大きな問題をはらんでいます。

鷲別機関区の廃止は、重安ー宇部岬の貨物が終了した後に廃止されて門司機関区に統合された幡生機関区厚狭派出のケースに似ています。厚狭派出の跡地はすでにターンテーブルも撤去されて更地となってしまっています。鷲別機関区が同じような状況にならないことを念じます。

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